会社名を決める際、わたしの希望はひとつだけでした。
「家」という文字を入れて欲しいと…。
保護センターや保護施設ではなく、動物達と「家」で暮らしている空気感を大切にしたかったので。
躾(トレーニング)は大切ですが、躾をするにしてもまずは信頼関係。
信頼関係を生む為には、環境に対する安心感がなにより強みとなります。
ゆったりと余裕のある住居スペースはもちろんですが、
社員のみなさんには、「昼寝をしてください」と。
ポカポカ陽気の昼日中、動物達と一緒にソファーに床に寝っ転がって一緒に昼寝をしてくださいと。
昼寝も仕事のうちなんです…と。
お世話をする「人」の心の余裕は、動物達への安心感に間違いなく繋がりますので。
一方で、「さかがみ家」での動物達のお世話はまさに「仕事」です。
寄付やクラウドファンディングに頼ることなく、
仕事として動物達と向き合い、人から人へ、家から家へと繋いで行く。
職業化することで「人」の生活を守り、ほんとうの意味で動物達を守って行きたい。
とまぁ、口で言うのは簡単なんですが、
果たしてこの無謀ともおもえる理想論は通用するんですかね。
なんとか…します。
応援のほど、宜しくお願い致します!
坂上 忍